副業はいくらから税金がかかる?2026年最新版|初心者向け完全ガイド

※この記事は「制度の概要」と「判断・手順のサポート」を目的にしています。個別の税額確定や、あなた固有の状況に対する断定はできません。不安がある場合は記事末尾の「無料相談」導線を活用してください。


はじめに|確定申告は「一度わかれば一生ラク」になる

副業を始めたばかりの人が、必ずつまずくのが 確定申告 です。

  • 何をすればいいかわからない
  • いつ、どこに、どう出すの?
  • ミスしたらどうなる?
  • そもそも自分は必要?
  • 会社にバレる?扶養は?保険は?

安心してください。確定申告は 仕組みを知って手順通りに進めるだけです。
そして一度流れを理解すれば、翌年からは「ほぼ同じ作業」を繰り返すだけになります。

この記事では、初心者が迷いやすいポイント(所得・経費・住民税・扶養・提出方法)をすべて整理し、この記事を見ながら作業すれば申告まで辿り着けるレベルで解説します。


この記事のゴール(先に宣言)

この記事を読み終えると、あなたは次の状態になれます。

  • 自分が確定申告 必要/不要 を判断できる
  • 何を用意するか(書類・データ)が明確になる
  • 帳簿(収入・経費)の作り方がわかる
  • 申告書作成〜提出〜納税までの手順がわかる
  • 住民税・扶養・保険の注意点がわかる
  • 不安が残る場合に「どこで相談すべきか」がわかる

STEP0|最初に結論:確定申告が必要な人は?

まず、いちばん大事な結論です。

会社員(給与所得あり)の人

  • 原則:副業の 所得(=利益)が20万円超確定申告が必要
  • 20万円以下 → 所得税の確定申告は原則不要(ただし住民税は別で必要になることが多い)

専業主婦・学生など(給与がない/少ない人)

  • 原則:副業の 所得が48万円超確定申告が必要

※所得 = 収入 − 必要経費
※扶養判定(103万・106万・130万など)は別ルールが絡みます(後半で整理します)

👉 申告要否の詳しい整理


STEP1|「収入」と「所得」を間違えると、100%迷子になります

確定申告がわかりにくい最大の原因はこれです。

✅ 税金の判定は「収入」ではなく 所得 で行われる

所得の基本式

所得 = 収入 − 経費

たとえば副業でこうだった場合:

  • 収入(売上):50万円
  • 経費:15万円
    所得:35万円

この「35万円」で、申告が必要かどうかが決まります。


STEP2|あなたの副業タイプ別:どんな収入・経費が出やすい?

同じ「副業」でも、形によって記録が違います。
まず自分のタイプを当てはめてください。

① 業務委託(ライター・デザイン・動画編集など)

  • 収入:請求書/振込履歴/支払調書
  • 経費:PC、ソフト、通信費、書籍、取材交通費など

② スキル販売(ココナラ、スキルマーケット、講師など)

  • 収入:プラットフォームの売上レポート/振込履歴
  • 経費:機材、ソフト、通信費、教材、手数料など

③ 物販(メルカリ、Amazon、せどりなど)

  • 収入:販売額(売上)
  • 経費:仕入れ、送料、梱包材、手数料、保管費など
  • 注意:在庫・仕入れの扱いがやや複雑になりがち

④ アフィリエイト・広告収益(ブログ、SNS、YouTube等)

  • 収入:ASP管理画面、振込履歴
  • 経費:サーバー、ドメイン、ツール、外注、通信費など

STEP3|確定申告の「全体スケジュール」を先に決める

期限があるものは、先に“型”を作るのが正解です。

申告と納税の期限(一般的な目安)

  • 申告期間:2月16日〜3月15日
  • 納税期限:3月15日

遅れると延滞税・無申告加算税などが発生する可能性があります。
なので、初心者ほど 2月上旬に準備スタート が安全です。


STEP4|必要なものチェックリスト(これが揃えば勝ち)

A. 本人確認

  • マイナンバーカード(推奨)
  • または通知カード+本人確認書類

B. 会社員なら必須

  • 源泉徴収票(年末にもらう紙)

C. 副業の収入がわかるもの

  • 振込履歴(通帳・ネットバンク)
  • 売上レポート(ASP/プラットフォーム)
  • 請求書、支払調書(ある場合)

D. 経費がわかるもの

  • 領収書(紙・PDF)
  • クレカ明細
  • レシート(コンビニ等)
  • 交通費の記録(Suica履歴など)
  • 通信費・サブスクの明細

E. 口座情報(還付がある場合)

  • 還付金を受け取る銀行口座

STEP5|最大の山場:帳簿(記帳)を作る

ここが「確定申告が怖い」原因の9割です。
でも逆に言うと、ここさえ通れば、あとは流れ作業です。

なぜ帳簿が必要?

税務署が確認したいのは、ざっくり言うとこれです。

  • 収入は本当にその金額か
  • 経費は仕事に必要な支出か
  • 所得(利益)はどう計算したか

帳簿がないと、根拠がなくなるので申告が崩れます。


STEP6|初心者の最短ルート:会計ソフトを使う(おすすめ)

初心者がExcelで頑張ると、だいたいこうなります。

  • 最初だけやる → 途中で止まる
  • レシートが山になる
  • 2月になって焦る
  • 仕訳が分からない
  • ミスが増える → 申告が怖くなる

最短でラクにするなら、会計ソフト が現実的です。

会計ソフトの強み(初心者向け)

  • 銀行・カード連携で自動で明細が入る
  • 経費っぽいものを候補として出してくれる
  • 申告書類を自動作成してくれる
  • 計算ミスが減る

👉 会計ソフト比較


STEP7|経費の基本:ここを丁寧に理解すると損しない

経費は「何でもOK」ではありません。
でも逆に、怖がってゼロにすると 払いすぎ になります。

経費の基本ルール

✅ 仕事のために必要な支出 → 経費になりやすい
❌ プライベートの支出 → 経費になりにくい

経費になりやすい例(副業で多い)

  • 仕事用PC・周辺機器
  • 仕事で使うソフト(サブスク含む)
  • 通信費(仕事で使う割合がある場合)
  • 書籍・教材
  • 取材・打ち合わせの交通費
  • 消耗品(文具、ケーブル等)
  • サーバー・ドメイン(ブログ/アフィリ)

注意が必要な例(“家事按分”が必要になりやすい)

  • スマホ代、ネット代
  • 自宅家賃
  • 電気代
  • 自宅の作業スペース関連

こういう「仕事と生活が混ざる費用」は、一般に 仕事で使った割合を合理的に分ける必要があります(例:仕事30%なら30%を経費計上、など)。
※細かい割合の決め方は状況で変わるので、不安なら税理士相談が安全です。


STEP8|青色申告と白色申告:初心者はどっち?

ざっくり整理するとこうです。

白色申告(シンプル)

  • 記帳のルールが比較的シンプル
  • 手間は少ない
  • 大きな控除はない

青色申告(節税メリットが大きい)

  • 条件を満たせば控除(最大65万円など)がある
  • 帳簿の要件がやや増える
  • 会計ソフトを使うと現実的

副業が伸びて「これからも続ける」「将来大きくしたい」なら、青色申告を検討する価値は高いです。


STEP9|申告書を作る:初心者は「作成コーナー」or「会計ソフト」

申告書の作り方は大きく2つ。

① 国税庁の確定申告書作成コーナー

  • 無料でできる
  • 指示に沿って入力する
  • 自分で数字の準備が必要

② 会計ソフト(おすすめ)

  • 帳簿→申告書まで一気通貫
  • 入力がラク
  • ミスが減る

初心者は「帳簿作り」で詰まるので、会計ソフトの方が現実的にラクです。


STEP10|提出方法:e-Taxがいちばんラク

e-Tax(推奨)

  • 自宅で完結
  • 受付結果が確認できる
  • 書類を持っていくストレスが減る

郵送

  • 控えを残す
  • 期限ギリギリは避ける

税務署へ持参

  • 窓口が混む時期がある
  • 質問できることもあるが時間がかかることも

STEP11|納税方法:払うのが不安な人ほど早めに確認

納税の方法は複数あります(口座振替、クレカ、コンビニ等)。
「納税が不安」な場合は、申告後に慌てないために、支払い方法だけ先に決めておくのが安全です。


STEP12|住民税・会社バレ問題(ここで失敗すると怖い)

副業で多い不安がこれです。

「住民税で会社にバレる?」

※ 住民税で会社に知られたくない方は、申告時の設定が重要です。


STEP13|扶養・保険(103/106/130、国保が増える等)は「確定申告」と別の軸

確定申告は税金の手続きですが、扶養・保険は別の制度が絡みます。
混ざると混乱するので「別記事へ分岐」が正解です。

  • 扶養
  • 103/106/130の整理
  • 国民健康保険


STEP14|よくある失敗ランキング(初心者がハマる順)

失敗1:収入で判断してしまう(所得で判断すべき)

→ 収入−経費=所得、で判定

失敗2:経費を怖がってゼロにする

→ 払いすぎになることがある
→ 会計ソフトで整理すると怖さが減る

失敗3:住民税の設定ミス

→ 「自分で納付」へ

失敗4:期限ギリギリで詰む

→ 2月初旬開始が安全

失敗5:領収書を溜める

→ 月1回の締め作業にする


STEP15|ミスしたらどうする?(修正の考え方だけ知っておく)

確定申告は「一発で完璧」が理想ですが、初心者はミスして当然です。
大事なのは、放置しないこと

  • もし誤りに気づいたら、早めに修正の手続きを検討
  • 不安が強いなら税理士へ相談(無料相談の活用)

※具体的に何を出すかはケースで変わるので、ここでは「方向性」だけに留めます。


STEP16|最短でラクにする運用ルール(これだけ守れば毎年ラク)

確定申告を「毎年の地獄」にしないための最小ルールです。

✅ 月1ルール(これだけ)

  • ① 銀行・カード明細を会計ソフトに取り込み
  • ② 経費の分類をざっくり確定
  • ③ レシートを写真 or 保管

これで、2月〜3月が本当にラクになります。


STEP17|最後に:初心者が「今日やること」チェックリスト

今日やることを、手順順に並べます。

✅ 今日のタスク

  1. 自分が申告必要か確認(会社員:所得20万、主婦学生:所得48万)
  2. 収入の資料を揃える(振込・売上画面)
  3. 経費資料を揃える(領収書・明細)
  4. 帳簿を作る(会計ソフト推奨)
  5. 申告書を作る(作成コーナー or 会計ソフト)
  6. e-Taxで提出(または郵送・持参)
  7. 納税方法を選んで支払う
  8. 住民税・扶養・保険が不安なら関連記事で整理

まとめ|確定申告は「怖い作業」ではなく、手順作業です

確定申告は、知識ではなく 手順 で勝てます。
一度この流れが身につけば、来年からは「作業時間が激減」します。

そして不安が残る人は、無理に一人で抱えない方が早いです。
次の導線を用意しました。

おすすめの記事