はじめに|「税理士に相談したいけど、怖い」あなたへ
副業を始めてしばらくすると、必ずこう思う瞬間があります。
- 「確定申告、これで合ってる?」
- 「扶養って、超えたらいくら損?」
- 「経費ってどこまでOK?」
- 「住民税、会社にバレない?」
- 「開業届、出すべき?」
検索しても、情報がバラバラで余計に不安になりますよね。
そんなときに出てくる選択肢が「税理士の無料相談」。
でも同時にこんな不安も出ます。
- 高額契約に誘導されない?
- 無料って言いつつ結局お金取られない?
- 何を聞けばいいか分からない
- 怒られたり、馬鹿にされたりしない?
安心してください。
無料相談は、正しく使えば “損する確率を一気に下げる保険” になります。
逆に、使い方を間違えると「不安が増える」「時間を無駄にする」こともあります。
この記事では、あなたが
- 無料相談を使うべきか判断できる
- 相談前にやるべき準備が分かる
- 相談で聞くべき質問がそのまま使える
- 勧誘・営業が来ても安全に断れる
- 自分に合う税理士・サービスの選び方が分かる
ところまで、丁寧に解説します。
1. 税理士の「無料相談」って実際なに?怪しいの?
まず結論:怪しいものではありません。
無料相談が存在する理由は、主に3つです。
理由①:将来的な顧問契約・スポット依頼につながる
税理士側は、無料相談を「入口」として用意しています。
ここは飲食店の「試食」みたいなもの。
合えば依頼につながるし、合わなければ終わりです。
理由②:初回だけ相談無料の仕組みが一般的
「初回30〜60分無料」「初回だけ無料」など、体験枠として提供されます。
オンライン(Zoom/電話)が多く、ハードルが低いです。
理由③:無料でも“案件の適性”を判断できる
税理士側も「この人は顧問が必要か」「スポットで済むか」を見極めたい。
無理に契約させるより、ミスマッチを減らす方が双方得になります。
ただし重要なのは、無料相談は “税理士が全部やってくれるサービス”ではない ということ。
無料相談は基本「方向性の確認」「判断材料の整理」の場です。
2. 無料相談でできること/できないこと(ここを誤解すると失敗します)
✅ できること(副業初心者に超重要)
- 自分は確定申告が必要か(必要な条件の確認)
- 所得と収入の考え方が合っているか(方向性)
- どこまで経費にできるか(一般的な考え方)
- 扶養・社会保険の論点整理(何がどこに影響するか)
- 住民税の手続きで気をつける点(バレ対策の方向性)
- 青色申告・開業届の判断材料(出すべきかの論点)
- 今の状況なら「会計ソフトで十分」か「税理士が必要」か
❌ できないこと(無料で期待しすぎない)
- あなた専用の税額を正確に計算して確定させる(資料が揃っていないと無理)
- 書類作成や申告の代行(当然、依頼が必要)
- 複雑な個別ケースの断定(扶養の細かい条件などは資料が必要)
- 過去数年分の整理を無料でやってもらう(工数が大きすぎる)
無料相談は「地図」を描く場。
実作業は「会計ソフト」「自分」「依頼(有料)」で進みます。
3. 無料相談を使う最大のメリットは「ミスを防げる」こと
副業は、稼ぐことより “ミスして損しないこと” の方が最初は大事です。
なぜなら、損は一瞬で起きるから。
メリット①:申告ミス(期限・申告漏れ)を防げる
- 申告不要だと思っていたら必要だった
- 住民税だけ手続きが必要だった
- 経費の扱いを誤っていた
こういうミスは、後から修正が面倒&精神的に削れます。
無料相談で方向性を固めるだけで、事故が減ります。
メリット②:税金を“払いすぎる”のを防げる
初心者は、節税以前に「経費の計上漏れ」で損しがちです。
相談で「経費の考え方」を理解すると、払いすぎを防げます。
メリット③:不安が減って、副業が継続できる
実はこれが一番大きい。
税金の不安で副業を止める人、めちゃくちゃ多いです。
無料相談は「副業を続けるための安心」を買う行為でもあります。
4. 無料相談が特に向いている人(チェックリスト)
次のうち 2つ以上当てはまったら無料相談向き です。
- はじめて確定申告をする
- 副業の収入(所得)が増えてきた(目安:年間20万円超が見えた)
- 扶養(103/106/130など)が絡んでいて判断が怖い
- 国民健康保険・社会保険の影響が分からない
- 経費にしていいか不安な支出が多い(スマホ、家賃、光熱費など)
- 開業届を出すか迷っている
- 住民税で会社バレが怖い
- 会計ソフトにしたが、これで正しいか確認したい
逆に、まだ無料相談を急がなくていいのは、
この場合は、まず記事で理解を固めてからでもOKです。
5. 相談前に準備するもの(これがあると一気に“分かりやすく”なる)
無料相談で「分かりにくい」と感じる最大原因は、
前提情報が曖昧なまま話し始めることです。
以下をメモにしておくだけで、相談の質が2〜3倍になります。
準備①:副業の形(どれ?)
- 物販(メルカリ、Amazon、仕入れ)
- スキル販売(ライター、デザイン、ココナラ等)
- アフィリエイト・広告
- 業務委託(請負)
- その他(講師、配信など)
準備②:今年の見込み(ざっくりでOK)
- 売上(収入):だいたい◯万円
- 経費:だいたい◯万円(あるなら)
- 会社員か、主婦か(扶養状況)
準備③:困っていること(質問を3つに絞る)
例:
- 申告必要ですか?
- 住民税の処理は?
- 経費の範囲は?
これだけで相談が“スッと通じる”ようになります。
6. 無料相談で「必ず聞くべき質問」テンプレ
ここからは、あなたがそのまま使える質問テンプレです。
時間が短いので、全部聞かなくてOK。気になるところを優先してください。
① 申告が必要かの確認
- 「私は会社員(または扶養)で、副業は◯◯です。所得が◯万円くらいになりそうですが、申告は必要ですか?」
② 住民税で会社にバレないための注意点
- 「住民税で会社に知られないために、申告時に気をつけるポイントはありますか?」
(※詳しくは副業の住民税は会社にバレる?へ)
③ 経費の考え方(危ない線引き)
- 「スマホ代・自宅のネット代・家賃の一部などは、どこまで経費にできますか?注意点はありますか?」
④ 青色申告にするべきか(メリットと現実)
- 「青色申告にした方がいいケースですか?帳簿の負担はどれくらいですか?」
⑤ 開業届(出す・出さないの判断)
- 「開業届を出すメリット・デメリットを、私の状況だとどう考えるべきですか?」
⑥ 会計ソフトで十分か/税理士が必要か
- 「会計ソフトだけで申告できそうですか?税理士に頼むべきラインはどこですか?」
⑦ 依頼するとしたら費用の目安(ここは必ず聞いてOK)
- 「もし依頼する場合、スポットと顧問の費用目安を教えてください。どんな条件で変わりますか?」
7. 無料相談の“よくある不安”に全部答えます
Q1. 無料なのに、あとから請求されることは?
基本はありません。
ただし「無料の範囲」を超える作業(資料の整理、申告書作成など)を依頼すると有料です。
不安なら最初にこう言えばOK:
「今日は無料相談の範囲で、方向性だけ確認したいです」
Q2. 勧誘されたら断れないかも…
大丈夫。断り方テンプレを用意します。
断り方(強いver)
「一旦持ち帰って検討します。今日はありがとうございました」
断り方(やわらかいver)
「すごく参考になりました。家でもう少し整理して、必要になったら改めて相談します」
これで終わります。罪悪感ゼロでOKです。
Q3. 「そんなの自分で調べて」と言われない?
普通は言われません。
もし対応が冷たいなら、合わないだけです。別を使いましょう。
(税理士も相性が大きいです)
Q4. 税理士ってどんな人を選べばいい?
副業初心者は特に、次の条件を満たすところが安心です。
- オンライン相談がスムーズ
- 初心者対応の実績がある
- 話が分かりやすい(専門用語が少ない)
- 料金体系が明確
- 無理に契約を迫らない
8. 相談する前に「会計ソフト」でできることも多い(使い分けが正解)
税理士が必要かどうかは、実はこれで決まります。
- 取引が少ない
- 経費がシンプル
- 会社員副業で、所得もそこまで大きくない
→ 会計ソフトで十分なことが多いです。
一方で、税理士が強いのは
- 扶養・社会保険が絡んで判断が怖い
- 経費が複雑で線引きが不安
- 開業・青色申告で迷いがある
- 売上が伸びてきて、節税の余地が出てきた
こういう「判断」が必要なケースです。
なので、サイト内導線としては
この分岐が最強です。
9. まとめ|無料相談は「損しないための最短ルート」
無料相談は、うまく使えば
- ミスが減る
- 払いすぎが減る
- 不安が消えて副業が続く
という、めちゃくちゃコスパの良い選択肢です。
ポイントはこれだけ:
- 相談は“方向性確認”の場
- 事前に3つだけ状況メモを用意
- 聞く質問を3つに絞る
- 即決しない(持ち帰りでOK)
📌 不安な方へ
税金・扶養・保険・確定申告は、一度プロに確認するだけで損を防げます。
無料で相談できるサービスを活用してください。
※ すべて無料で始められます。無理な勧誘はほぼありません。
※ 迷ったら「まず相談」が一番の近道です。

